警察官を装って女性から金をだまし取ろうとしたとして、特殊詐欺グループの首謀者とみられる男ら2人が警視庁に再逮捕されました。

再逮捕されたのは指定暴力団「住吉会」傘下の幹部・表雅人容疑者(29)と無職の宮代祥平容疑者(30)です。

表容疑者らは去年5月、警察官を装って佐賀県に住む女性(当時74)に「クレジットカードが詐欺事件に使われている」「捜査への協力のために金を振り込む必要がある」などとウソの電話をかけ、現金51万円をだまし取ろうとした疑いがもたれています。

取り調べに対し2人は黙秘していますが、警視庁によりますと、表容疑者は特殊詐欺グループの首謀者で、宮代容疑者は電話の“かけ子”らに指示を出していたとみられています。

この特殊詐欺グループではこれまでに24人が逮捕され、被害総額はおよそ1億3000万円に上っています。

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