パ・リーグの最優秀選手賞(MVP)に輝いたソフトバンクの近藤健介選手が29日、契約更改交渉に臨み、現状維持の推定5億5000万円プラス出来高でサインした。
ソフトバンクに移籍して2年目の近藤は今季、129試合に出場して19本塁打、72打点。出塁率0.439で4度目の最高出塁率のタイトルを獲得したほか、打率0.314で自身初の首位打者にも輝いた。打率3割台はリーグで唯一だった。
ただ、シーズン終盤にはケガもあり、「143試合出てのタイトルを獲りたかったのでそこが一番悔しいというか、日本シリーズも負けましたし、後味はよくない1年だったなと思います」と悔しさをにじませた。来季は「143試合出て、タイトルを獲れるように、レベルアップに努めていきたい」と意気込んだ。
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