静岡県袋井市の法多山尊永寺で、国の重要文化財である仁王門の格子が切られる器物損壊事件がありました。


<伊豆川洋輔記者>
「犯行は寺を守る仁王像の前で行われました。現場には刃物のようなもので切られた跡がくっきりと残っています」


5月1日午後2時半頃、袋井市の法多山尊永寺で「格子の根本に切られた跡を発見した」と寺の住職から警察に通報がありました。


切られていたのは入り口にある仁王門の格子の根本で、深さは約4cmです。仁王門は国指定の重要文化財のため住職が国に報告、国から警察に届け出をするよう指示があったということです。


切られていた格子の先は、さい銭箱が設置されていました。


<法多山尊永寺 大谷純應住職>
「後世に残していかなければならない地域の宝物で、非常に悲しいこと。二度ととあってほしくない」

警察は器物損壊事件として犯人の行方を追っています。

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