福島県いわき市に住む40代の男性がSNSを利用した投資詐欺被害に遭い、現金約640万円分の仮想通貨をだまし取られたことが28日わかりました。

被害に遭ったのは、福島県いわき市の40代男性です。
警察によりますと8月中旬ごろ、SNSで知り合った人物から
「仮想通貨の投資に興味がありませんか?イーサリアムという仮想通貨の投資があって投資で儲けている。私のおじは海外に住んでいて専門のプロフェッショナルをしている」などと言われ、投資のサイトやデモデータの画像が送られてきたということです。
男性は、仮想通貨取引サイトが本物だと信じて、9月9日ごろから10月10日ごろまでの間、複数回にわたり現金約640万円分を相手が指定する仮想通貨に変換して送金しました。しかしその後、仮想通貨を引き出せないことから、不審に思い家族に相談したところ、だまされたことに気づき、男性が警察に届け出をしたということです。

警察は詐欺事件として捜査するとともに、SNSやマッチングアプリを通じて知り合った相手からの投資の話は詐欺を疑うことや金銭を支払う前に、家族や警察に相談するよう呼び掛けています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。