女川原子力発電所2号機について東北電力の樋口康二郎社長はきょう、12月26日頃に営業運転を開始するとの見通しを明らかにしました。
東北電力 樋口康二郎社長:
「来週にも原子炉を改めて起動し、営業運転開始に向けた検査などを進めていくこととしており、順調に進めば現時点では12月26日ごろに営業運転を開始できる見込みであります」
これは28日の定例会見で明らかにしたものです。女川原発2号機については、10月29日、およそ13年半ぶりに再稼働しましたが、機器のトラブルにより11月4日に原子炉を停止。原子炉を再び起動させたうえで、11月15日に発電を再開しましたが、現在は、計画的に原子炉を停止させ設備や機器の安全確認を進めています。
作業が順調に進めば来週末にも再び発電を開始し、12月26日頃に営業運転を始めるということです。
また、樋口社長は、27日、仙台高裁で、運転差し止めを求める原告の控訴が棄却されたことについて「当社の主張をご理解いただいた。避難計画の実効性が向上するよう協力・貢献していく」などと述べました。
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