福島県大熊町の常磐自動車道では、28日、中央分離帯のない対面通行区間での事故を想定した訓練が行われました。

この訓練は、高速道路で重大事故が発生した際の警察と消防の連携を図るもので、関係者およそ60人が参加しました。大熊町の常磐道では、2016年に中央分離帯のない対面通行区間で、対向車線に侵入した乗用車が大型バスと正面衝突する事故があり、親子2人が亡くなっています。

訓練は、対面通行区間で車が誤って対向車線に侵入し、大型トラックと衝突した想定で行われ、参加者は負傷者を迅速に救助する手順などを確認しました。

NEXCO東日本いわき管理事務所・中矢洋所長「(常磐道は)片側1車線については制限速度が70キロの規制速度となっているので、速度には気を付けて走行していただければと思っています」

常磐道は、広野から宮城の山元までが対面通行となっていて、NEXCO東日本は、運転時の注意を呼びかけています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。