福岡県糟屋郡の6つの町を管轄する粕屋南部消防本部が、車検が切れた状態の救急車1台を3日間にわたって使用していたことがわかりました。


粕屋南部消防本部・中部消防署は、2020年1月、車検が切れている救急車1台を3日間にわたって使用しました。

車検切れの救急車は、あわせて8回出動しのべ113キロ走行したということです。

救急車は、事故や車両トラブルを起こさずに走行したため患者の救急搬送で問題は発生しませんでした。


救急車の車検切れは、月に1度の定期点検で発覚。

当時の中部消防署長など職員4人が厳重注意処分を受けたということです。

土橋奏太記者「車検切れの救急車を使用したという不祥事。発覚後に公表されることはありませんでした」

不祥事を公表しなかった理由について粕屋南部消防本部は、「公表基準に達していないため」とコメントしています。

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