がん患者の生活支援を続ける北上市のボランティア団体が、治療の副作用の脱毛に悩む人に役立ててもらおうと病院に手編みの帽子を贈りました。
帽子を贈ったのは北上市緩和ケア支援事業ボランティア会です。
28日、小原節子会長が市内にある岩手県立中部病院を訪れ、吉田徹病院長に15個の帽子を手渡しました。
帽子は抗がん剤による治療の副作用で髪の毛が抜ける患者向けに綿の糸で手編みしたものです。
団体の帽子を作れる会員は減少しているものの、ボランティアを募って活動を強化したことで春に続いて今年2回目の寄贈が実現しました。
小原会長は、「帽子をかぶって患者が明るくなって欲しい」と話していました。
贈られた帽子は、病院のがんサロンと化学療法室に置かれ、希望する患者が利用します。
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