大分県臼杵市の商店街で住宅や店舗15棟が焼けた火災について、28日朝からボランティアによるがれきの撤去作業が始まりました。
この火災は11月24日の午後2時前、臼杵市の中央通り商店街で住宅や店舗、あわせて15棟が焼けて、消火活動中の消防隊員2人がけがをしました。
現場では今も通行止めが続く中、県建設業協会臼杵支部のメンバーがボランティアとして、28日朝からがれきの撤去作業を始めました。参加者およそ30人が重機を使ってがれきを取り除いたり、焼けた家屋の柱をダンプカーで運んだりして片づけていきました。
(商店街の関係者)「実際に見るとショックというか、びっくりしているのが現状です」「できればまたみんなと一緒に商売したいですね」
(県建設業協会臼杵支部・戸上新次副支部長)「一日でも早くみなさんの生活ができるように、安全に作業したい」
また、26日から臼杵市内の3か所で募金箱が設置されていて、集まった支援は全額、被災者の生活再建に充てられます。
募金箱は今後増設される予定で、市では銀行振り込みも含めて12月27日まで義援金を受け付けます。
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