傾いた電柱と衝突したJR東海道線の車両=2023年8月5日、神奈川県鎌倉市(運輸安全委員会提供)

 神奈川県鎌倉市のJR東海道線で昨年8月、線路に向かって大きく傾いた電柱に電車が衝突した事故で、運輸安全委員会は28日、調査報告書を公表した。電柱は内部の鉄筋が腐食、破断してから相当の時間が経過しており、負荷に耐えられなかったと指摘。既存の電柱の検査方法を見直し、補強や建て替えを進めるよう提言した。  報告書によると、事故現場の電柱は1980年に設置され、1本だけで架線を留めていたため、常に強めの負荷がかかっていた可能性がある。風や地震などの影響もあり、ひび割れが起こって雨水が浸入。鉄筋の腐食が進んで、10本中4本で破断や亀裂が起きていたとみられる。

記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。

新規登録 ログインする

記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。

新規登録 ログインする

記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。

新規登録 ログインする

記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。

新規登録 ログインする

カテゴリーをフォローする

  • 『カテゴリーをフォロー』すると、マイページでまとめて記事を読むことができます。会員の方のみご利用いただけます。

    新規登録 ログインする
Xで共有する Facebookで共有する メールで送る Xで共有する X Facebookで共有する facebook LINEで共有する LINE はてなブックマークで共有する はてなブックマーク 

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。