11月18日、静岡県掛川市の民家で、高齢夫婦を切りつけた傷害事件で、警察は11月28日、24歳のインドネシア国籍の工員の男を、殺人未遂容疑で逮捕しました。

殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、掛川市千浜に住むインドネシア国籍の工員の男(24)です。

警察によりますと、男は11月18日午後5時15分頃、掛川市国安の住宅に押し入り、殺意を持って、この家に住む78歳の女性の顔や腕などを刃物で切りつけた疑いが持たれています。

この事件は当時、「知らない人が刃物で切りつけた」と、敷地内の離れに住む娘から119番通報があり発覚しました。

切り付けられたのは、この家に住む夫(81)と妻(78)で、夫は右手や額に切り傷を負い、左目の周りにもけが、妻は右腕などに切り傷、顔には打撲の跡があり、ともに掛川市内の病院に運ばれましたが、命に別状はないということです。

夫婦を切りつけたあと、男は北の方向へ走って逃走し、警察が行方を追っていました。

警察は、盗まれたものや物色した痕跡がないことから、傷害事件として捜査していましたが、殺人未遂容疑で、近くに住む男を逮捕しました。

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