寒さの厳しさが増す本格的な冬の到来を前に、水道の凍結予防を学ぶ講習会が盛岡市で開かれました。

講習会は、盛岡市上下水道局が開いたもので、解凍作業を行う市の指定業者や市民が参加しました。
水道が凍結する目安は、最低気温が氷点下4度以下とされていて、これからの時期は注意が必要です。
27日の講習会では、水抜き栓の操作忘れが凍結の原因のおよそ7割と最も多いことなどが説明されました。
そのほかお湯や蒸気、電気を使った解凍の実演も行われました。
使うお湯や蒸気の温度によっては水道管が破裂してしまうほか、電気解凍は火災が発生する恐れがあり注意が必要です。

(盛岡市上下水道局給排水課 小野寺広和主任)
「まずは凍らないようにしていただくということで、天気予報で凍結注意の情報を見て水抜き栓等の凍結予防に努めていただきたい」

講習会に参加した人たちは真剣な表情で作業の様子を見学しながら水道を凍らせないこと、解凍作業は慎重に行うことを学んでいました。

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