強盗を計画したとして、警視庁暴力団対策課は27日、強盗予備の疑いで、いずれも職業不詳の早川大貴アイデール(28)=横浜市港南区、中村悠太郎(32)=同市神奈川区=の両容疑者を逮捕したと発表した。  逮捕容疑では、共謀して東京都大田区の80代男性宅に押し入り、現金を奪おうと計画。10月4日午後9時半ごろ、横浜市のコンビニ駐車場で、中村容疑者が知人の30代男性に犯行計画を書いたメモを渡し「おれと一緒に強盗してくれる人間いませんか」と、強盗に誘うなどしたとされる。  暴対課によると、早川容疑者は黙秘し、中村容疑者は「金に困り、知人に早川容疑者を紹介してもらった」と容疑を認めている。  早川容疑者は、秘匿性の高い通信アプリ「シグナル」を使い、強盗に入る予定だった男性宅の間取りや金庫の場所、犯行方法を指示。中村容疑者が手書きのメモにまとめていた。  暴対課は、首都圏での連続強盗事件との関連は薄いものの、早川容疑者の背後に暴力団関係者がいるとみて、関連を調べている。

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