25日午後、本島北部の羽地内海で、2年前から稼動していない船が燃える火事が発生しました。船は夜になっても炎を上げて燃え続けていますが、爆発の危険があることから消防などが近づけず、午後8時の時点では消火活動を始める見通しも立っていません。
警察などによりますと船は海岸から200メートルの浅瀬に2年前に座礁したとみられていて、火元は船尾だとだということです。けが人はこれまでに確認されていません。
この船を所有しているのは埼玉県の運送会社で、名護市辺野古の埋立事業への参入を持ち掛けられた際に、当時県内の法人だった企業に5億円を支払って購入したものでした。
船は受け取った当時すでに稼動できる状態になく、金を騙し取られたと主張しています。
この運送会社の担当者は25日取材に応じ、「購入後に船の内部は見ていて、発火するような危険な状態ではないことは確認している」と話しました。
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