「老朽化した水族館を助けてほしい…」富山県魚津市にある魚津水族館がクラウドファンディングで寄付を募っています。

1913年に創立して110年が過ぎ、まさに日本最古として魚津水族館。現在の建物は三代目で設備のあちこちが老朽化しています。

魚津水族館 不破光大 学芸員
「大水槽ありますよね。トンネルからちょっと水漏れが出てたりとかあそこに深海コーナーっていうベニズワイガニとかいるコーナーがあるんですけどそこも水漏れがあったりするので」

財源が乏しい魚津水族館は、今月から設備の修繕費などを募るクラウドファンディングをスタートしました。

魚津水族館 不破学芸員
「基本的にお金が足りてないというところがあるうえ、修繕がかなりかさんできているというところがあって。直せるところから直してはいるんですけどやっぱり足りない部分があると…」

今回、魚津水族館が募集するクラウドファンディングはふるさと納税型で寄付金額によって支援者に返礼品が贈られます。

寄付は1口2000円から専用ホームページや水族館の窓口で受け付けています。

集まった寄付金は水槽の水漏れなどの修繕費用や水を循環させるポンプや水温を管理する熱交換器の財源に充てられるということです。

魚津水族館 高田弘美館長
「この魚津水族館を私たちの代で絶えさせるわけにはいかないので、何とか次世代につなげたいという思いを持っております」

募集期間は来年1月30日までです。

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