愛知県が去年から始めた「県民の日学校ホリデー」。2年目の皆さんの過ごし方は?
22日、県内の豊橋総合動植物公園 のんほいパークを覗いてみると。
(小学2年生)
「(愛知県の)蟹江から。マンドリルを見にきた」
(小学1年生)
「動物に会いたかったから(来た)」
平日にもかかわらず多くの家族連れの姿が。子どもたちの学校はというと。
(中学1年生)
「きょうは『県民の日ホリデー』で休みです」
愛知県が去年から始めた「県民の日学校ホリデー」です。
各地で「割引」「無料」のサービス
愛知県は、11月27日の「あいち県民の日」までの1週間を「あいちウィーク」とし、市町村などがこの期間中の1日、幼稚園や学校を休みに指定できます。
県内53の市町村のうち約7割が、22日(金)を休日に指定していて、動物園ではこんな取り組みも実施しました。
(豊橋総合動植物公園 伊藤紀治公園長)
「多くの子どもたちに来てほしいという思いで、入園料を無料にしています」
この日は特別に大人も子どもも入園料が無料に。家族で一緒に過ごしてもらおうと、各地で「割引」や「無料」のサービスなどが行われています。
(小3と中1の母親)
「中学校と小学校は、代休など一緒になる日がないので、きょうみたいに2人とも休みの日があると、3人でどこか行こうとなるので、すごく良い休日だと思う」
(小2と小4の父親)
「有給休暇をとりました。休むきっかけになるからいいと思う」
「有意義でなかった」などと回答… 名古屋市は参加見送り
一方、去年と事情が違うのが名古屋市。去年は「学校ホリデー」に参加していましたが、市の教育委員会が行ったアンケートで、3分の1の保護者が「有意義でなかった」、「あまり有意義でなかった」と回答。これを受け、名古屋市は県内で唯一ことしの参加を見送ることにしました。
(名古屋市在住 中学生と小学生の母)
「一個人としては、休みの希望を出して休める人なので(学校ホリデーがあれば)休みたかった。仕事している人からすると、なかなか休めないので難しいところ」
足並みが揃わない中での2年目の「あいち県民の日」。保護者が休みを取れる環境づくりも必要とされています。
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