県立静岡がんセンターの医師による公開講座が11月23日、静岡県三島市で開かれ、「男性のがん、女性のがん」をテーマに最新のがん医療について解説しました。
2024年度の最終回となった23日の公開講座では「男性のがん、女性のがん」をテーマに県立静岡がんセンターの医師2人が講師を務めました。
男性患者が多い前立腺がんの最新治療について、講師を務めた泌尿器科の山下亮副部長は「ロボットによる手術の進歩や、放射線治療の高度化が進んでいる」と解説し、治療の選択肢が増えていることを伝えました。
また、女性のがんで最も多い乳がん治療の最前線について、女性内科の徳留なほみ部長は「科学の進捗とともに乳がんの治療成績は向上している」と話しました。来場者は最新の抗がん剤についての説明に熱心に耳を傾けていました。
講座の最後には、来場者から講師へ質疑応答の時間が設けられ、副作用についての疑問や高額医療の保険適用についても話題となりました。静岡がんセンターの公開講座は2025年度も開催が予定されています。
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