長野県北部の白馬村などが大きな被害に見舞われた最大震度6弱の神城断層地震から10年となり、地元の小中学生が地震の教訓を演劇などで伝えました。
地震から10年に合わせて白馬村で行われたシンポジウム。
白馬中学校の2年生と小谷小学校の5年生が、地震の教訓や防災について授業で学んできた成果を発表しました。
2014年11月22日夜、白馬村を震源とする最大震度6弱の地震が発生し、白馬村や小谷村を中心に81棟が全壊し、46人が重軽傷を負いました。大きな被害の一方で、地域の助け合いから1人の犠牲者も出なかったことで、「白馬の奇跡」とも言われました。
子どもたちは、救助の様子を演劇で再現したり、資料にまとめたりして、会場にいる人たちに分かりやすく伝えようと工夫していました。
また、講演で信州大学教育学部の廣内大助教授は、今後も教訓を語り継ぐことの大切さを訴えていました。
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