高校生たちの屈託のない笑顔が弾けました。

「学生ならではの輝きを皆さんに知っていただきたい。」
「伊達市の魅力に気づいてくれるといいな。」

自分が生まれた、このまちのために・・・高校生たちは未来へ、走ります。

伊達市にある聖光学院と伊達高校のメンバーによって企画された「ダテじゃない伊達なフェス」。

飲食ブースやワークショップと誰でも楽しめる空間が広がります。

佐藤さん
「1番は学生によるステージ発表、みんなキラキラ輝いている。」

企画の中心は、今年つくられた「ダテノワ」。
高校生たちがアイデアをだし挑戦するプロジェクトです。
様々なステージは、どれも高校生が試行錯誤を繰り返して考えました。

佐藤さん
「伊達は9人に1人の割合でしか子供がいなくて、そんな伊達の地で学生が挑戦できる場をつくったら、県外に出たとしてもまた伊達に戻ってきたいって思ってもらえるんじゃないかっていう思いを込めて、ダテノワは活動しています。」

そのひとつが今回のフェス。
ダテノワの佐藤代表は決意をかため、前を向きます。

運営、時には雑用まで、高校生たちの仕事は多岐にわたります。
発足から半年、高校生たちは「まちの未来」をテーマに自分たちが表現したいことをカタチにしてきました。

佐藤さん
「こういう活動をしていたからこそ、知れた伊達の魅力があるので、それを皆さんに発信していきたいなという思い。」

この日のフィナーレを飾る、ライブに出演する
アーティストが到着しました。
企画に賛同してくれたのは、「パン野実々美(のみみみ)」さん。

佐藤さん
「ここの伊達市で、私たち学生が『やりたいこと』『すきなこと』を挑戦できる場をつくろうという事で、誕生した団体です。」

ダテノワのメンバーは、音楽にメッセージを込めて締めくくりたかったのです。

パン野実々美さん
「未来に向かって頑張ってほしいという気持ちを込めて、大切に歌っていきます。」

そして、始まったステージ。

パン野さんの音楽に込められているのは、高校生の叫び、苦しみ、そして未来。

今野さん
「来てくださった方々が笑顔になってくれるを見てるのが、すごく楽しいです。」

みんなで目標を追いかけてきたかけがえのない時間。
高校生たちの情熱が、刻まれます。

進む先には、新たな扉が待っています。

『ステップ』
https://www.tuf.co.jp/general?id=147
福島県内にて月~金曜日 夕方6時15分~放送中
(2024年11月20日放送回より)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。