任期満了に伴い来年1月に行われる雲南市長選挙について、元島根県商工労働部長の新田誠さんが21日、会見を開き立候補を表明しました。

新田誠さん
「私自身のこれまでの行政経験をいかして新たな一手が打てる余地もあるのではないかと考えているところです」

雲南市長選挙に立候補を表明したのは、無所属の新人で元島根県職員の新田誠さん59歳です。

旧大東町、現在の雲南市大東町出身の新田さんは、1983年に島根県庁に入り、商工労働部長などを歴任。産業振興に携わってきた経験から、雇用の受け皿を増やすなど人口減少に歯止めをかけたいとしています。

新田誠さん
「これまでは県民の皆さんにどう貢献できるかを念頭にやってきましたけど、いざ自分の出身地、足元を見ると、県立高校の定員が十分満たされないとか、色々な問題が起きている。そこに直接手を付けることができないもどかしさを感じていました。」

雲南市長選挙には、このほか現職の石飛厚志さんも立候補を表明していて、選挙戦となる公算が大きくなっています。

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