航空自衛隊の那覇基地に設置されている「退避壕」について、防衛省が全国の基地に設置する経費として今年度予算に11億円を計上していたことが分かりました。
「退避壕」は基地施設がミサイル攻撃を受けた事態を想定し、滑走路などに着弾した際に飛び散る破片から隊員を一時的に守る目的で設置されるものです。
これまでに、航空自衛隊那覇基地内に2か所設置されていることが分かっていて、これが国内の自衛隊施設では初めての設置です。
この「退避壕」の設置について防衛省は21日、全国の基地などを対象に、建設費用として今年度の予算に約11億円を計上していることを明らかにしました。
一方で、予定している設置数や建設する基地の場所など具体的な情報は明らかにしていません。
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