2024年5月、青森市で20代の女性に睡眠薬を混ぜた飲み物を飲ませ、性的暴行をした罪に問われた元陸上自衛官の男の裁判で青森地裁は、執行猶予がついた有罪判決を言い渡しました。

判決によりますと、青森市三内の元陸上自衛官・大山洋介被告(31)は、2024年5月、青森市内の自宅アパートで当時21歳の女性に、ひそかに睡眠薬を混ぜた飲み物を飲ませました。そして、女性の意識がもうろうとなった状態で、性的暴行をした罪に問われていました。

青森地裁で開かれた21日の判決公判で、藏本匡成裁判長は「悪質な犯行で、刑事責任を軽視することはできない」としたうえで、500万円を支払って示談していることや二度と罪を犯さないと反省の態度を示していることなどから、大山被告に懲役3年・執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。

大山被告は、11月18日付で陸上自衛隊青森駐屯地から懲戒免職の処分を受けていました。

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