山梨県は富士山登山鉄道構想を断念し、別の交通手段の検討に入っています。
20日は構想に反対していた団体の大会が開かれ、富士吉田市の堀内市長は交通システムは「自動運転の電気バスが最も有効な手段」という考えを示しました。
長崎知事は18日、富士山のふもとと5合目を結ぶ交通システムについて次世代型の路面電車の整備を断念し、ゴムタイヤで運行する「富士トラム」を検討すると明らかにしています。
20日は構想に反対する峡東地域などの住民でつくる団体の大会が開かれました。
大会では構想に反対していた富士吉田市の堀内茂市長が来賓のあいさつで「富士トラム」の内容に注意を向けるとしたうえで、最も有効な手段について次のように述べました。
富士吉田市 堀内茂市長:
「無人のEVバスで5合目まで行く、これですと今ドライバー不足です。その人手もいらない。そして施設自体に何も現状を変えずにできる。最も有効な手段だと考えています」
また反対派団体の代表も「富士トラム」は採算性など県の検討内容に注目するとしています。
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