大阪府堺市の上下水道局の委託業者の従業員が、諸費用約200万円を着服していたことが明らかになりました。市の聞き取りに対し「ギャンブルに使っていた」などと話したということです。

 堺市によりますと、上下水道局の窓口業務を行う委託業者の従業員は去年12月から今月中旬にわたって、給水設置工事にかかる工事検査の手数料など21件、計約200万円を着服していたということです。

 従業員は窓口で、市民から工事にかかる諸費用を受け取って必要書類の手続きなどを担当していたといいますが、堺市が領収証の写しをひかえていた一方、諸手続き費を管理するシステム上では料金が未納となっていました。

 市が従業員に聞き取りを行なったところ、「自分がやりました。ギャンブルに使っていた」などと着服を認めたということです。また、従業員は懲戒解雇されたということです。

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