冬の訪れを告げる新酒のしぼり出しが始まっています。
力強くかき混ぜられる、タンクいっぱいの真っ白な日本酒。宮津市のハクレイ酒造では、地元でとれた米を使った新酒造りが行われています。蒸した米に麹菌をかけて寝かせ、20日ほど発酵させて仕込んでいきます。今年は猛暑の影響で米が固く、柔らかめに蒸すなどの工夫をしていて、例年通り、甘口で良い出来に仕上がったということです。
(杜氏 山本桂司さん)「うまみも出て、おいしくできました」
また、酒造所には新酒が出来たことを告げる飾り、杉の葉でできた「酒林」が吊るされ、冬の到来を知らせています。新酒は11月21日から全国各地のほか、アメリカ、シンガポールにも出荷されます。
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