妻を殺害した罪に問われている元県議の裁判は、19日から被告人質問が始まりました。

塩尻市の元県議・丸山大輔被告50歳は3年前、自宅を兼ねた酒蔵の事務所で、妻の希美(のぞみ)さんを殺害した罪に問われ、無罪を訴えています。

19日から始まった被告人質問では先ず、丸山被告が弁護側の質問に答えました。

検察側は、女性との不倫と交際の継続が動機と主張していますが、丸山被告は女性と不倫関係にあったことを認めた上で、弁護側の「交際している間、妻の希美さんと離婚する気はあったのか」との問いに対し「なかったです」と答えました。

その上で、女性に「妻との離婚の話をしている」と話した理由について聞かれると、「彼女の気持ちも和らぐかなと思いました」などと述べました。

被告人質問は19日と20日に、弁護側・検察側がそれぞれ3時間ずつ行う予定です。

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