SNS型投資詐欺で広島市内の女性に現金10万円を振り込ませたとして、広島県警は16日、中国国籍の男女を逮捕したと発表しました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、いずれも中国国籍で、東京都八王子市に住む大学生の女(23)と東京都北区に住む会社員の男(28)です。
広島南警察署によりますと、2人は氏名不詳者らと共謀し、23年11月3日ごろから同年12月14日ごろまでの間、広島市内の女性(61)に、LINEなどを使って「現金を振り込めばそれを投資に充てて収益が得られる」などとうそを言い、現金10万円を振り込ませて、だまし取った疑いが持たれています。
警察の調べに対し、女は「詐欺はやっていない」と容疑を否認、男は「詐欺についてはわかりません」と話しているということです。
3月上旬、口座から現金を引き出せないことを不審に思った女性が警察に相談し、事件が発覚。女性には合計で4650万円の被害があったということです。
男は携帯電話を販売する店の店員、大学生の女は客だったということで、警察が事件の詳しいいきさつを調べています。
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