第43回大分国際車いすマラソンが、いよいよ17日に迫りました。大会招待選手がレゾナックドーム大分で最終調整を行い、士気を高めています。

大分市のレゾナックドーム大分では13日から大会招待選手がトラックで最終調整を行っています。

15日は最も障害の軽いクラスの女子3選手が登場。去年、大会新記録で初出場優勝を果たしたスイスのカテリーヌ・デブルナー(29)は、パリパラリンピックでマラソンなど5種目で金メダルを獲得しています。

カテリーヌ・デブルナー

(カテリーヌ・デブルナー)「もちろん優勝を狙います。今年最後のレースなので良いレースをしたい。世界記録はとても高い。ただ良いリズムに乗って最後まで走り切りたいです」

また、イギリスのイーデン・レインボー・クーパー(23)は初出場。デブルナーの世界記録に匹敵するベストタイムを持つ期待の若手は、4月のボストンマラソンを好タイムで優勝し、大分での躍進を狙っています。

イーデン・レインボークーパー

(イーデン・レインボークーパー)「とても平坦で速いレースになるコース、さらに車いすのみのマラソンというとても特別な大会なので、ぜひ出てみたいと思って来ました。楽しんで出来るだけ良いレースにしたい」

一方、男子では5連覇中のマルセル・フグが欠場。パリパラリンピックで日本勢16年ぶりのメダルを獲得した鈴木朋樹の活躍が期待されます。パリパラ銀メダルの金華をはじめ中国勢との優勝争いに注目です。

鈴木朋樹

レースは県庁前を出発して県道大在大分港線、通称40メートル道路に出てハーフは1周、フルは2周した後、改修工事を終えたジェイリーススタジアムでフィニッシュします。

大分市

大会当日は地区ごとに最も早いところで午前8時から、最も遅いところで12時55分まで交通規制が行われます。詳しくは大会ホームページをご確認ください。

フルマラソンの号砲は午前10時、大会の模様はOBSテレビとラジオ、BS-TBSで実況生中継でお伝えします。

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