大手不動産会社が調査した街の幸福度ランキングがきょう発表されました。青森県内の自治体は東北のランキングで2位~4位にランクインしました。

トップになった自治体の住人の反応と理由とは?

「街の幸福度ランキング」にランクインした青森県の3つの町はどこ?

大東建託は2021年から「街の幸福度」と「住み続けたい街」について、ランキング形式で発表しています。このうち、幸福度合いを10段階評価した設問を基につくられた「幸福度ランキング」は次のようになりました。

4位に入ったのは、「東北町」で2023年の1位からは下がりました。3位は「藤崎町」でこちらも2023年から順位を1つ落としました。そして、2位に入ったのは「六戸町」となり、2023年の7位から飛躍をとげました。

その理由を町の人に聞いてみました!

東北2位の幸福度誇る「街」 いいところは? 町民にきいてみた!

六戸町民は
「コンビニもスーパーも近くにあるし、交通面で言っても八戸とかにも行きやすいかなって思います」

「そんなに渋滞とかもほかの町に比べると少ないというのはあります。道路も広い、三沢市内に比べるとそうかもしれない」

「(土地が)安いから買った。税金も安い」

八戸市や弘前市など、人口の多い地域は利便性が高い半面、渋滞などもあり日常的な不満があるといいます。トップ5にランクインした3つの自治体は、いずれも都市圏に近いのが特徴です。大東建託のシンクタンクの研究員は、六戸町は八戸市、三沢市、十和田市などの都市部へのアクセスがしやすいベッドタウンとなっている点が大きいと分析します。

大東建託 賃貸未来研究所 宗 健 フェロー
「利便性が高くて住宅が供給されていて、かつ手ごろな場所。住宅供給がそれなりにあって人口が減っていない。減っていないという事は、若いファミリー世帯がそれなりに流入してきているというのが背景にある」

住み続けたい街ランキングには「あの市」がランクイン!

また、「住み続けたい街」として弘前市が5位にランクイン。2023年から順位を1つ落としましたが、県内の自治体で10位以内に入った唯一の自治体となりました。

弘前市は2021年から4年連続でのベスト10入りで、歴史のある街への誇りと愛着が高いという事です。

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