11月から罰則が強化された自転車での違反。大阪府警が過去最大規模の一斉取り締まりを行いました。

 11月13日、大阪市内で行われた大阪府警による大規模な違反自転車の一斉取り締まり。午前9時半から約2時間、自転車の交通事故が多い市内の交差点22か所で実施されました。

 自転車の運転をめぐっては11月、改正道路交通法が施行。スマートフォンで通話したり、画面を見たりしながらの「ながら運転」の罰則が強化され、新たに「酒気帯び運転」も処罰の対象となりました。

 大阪府内では今年1月から9月末までの自転車事故による死者数が24人と全国最多で、自転車でのヘルメット着用率は5.5%と全国ワーストになっています。

 11月13日の取り締まりでは、信号無視や「ながら運転」など、約2時間で1000件を超える違反があったうえ、「酒気帯び運転」での摘発も1件あったということです。

 (大阪府警交通指導課・井谷誠治管理官)「自転車は手軽な乗り物だが、事故にあえばケガする率が非常に高い。頭を守るヘルメットをかぶってもらうのと、自転車に乗るときは交通ルールをしっかり守ってほしいと思います」

 便利な反面、危険がつきものの自転車。安全運転への心掛けが必要です。

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