街なかにイルミネーションが輝き始める季節になりました。
山口県萩市では、3つの小学校の児童が地元のイベントを彩るイルミネーションを制作しています。
どんな出来栄えか、どきどきの試験点灯がありました。

イルミネーションを制作したのは萩市の椿西小学校と離島の見島小学校、山あいの小川小学校、3校の児童です。

毎年、萩駅前で行われる「イルミネフェスタ」を盛り上げようと3校それぞれが趣向を凝らした作品を作りました。

配線をつなげたりコードを束ねたり、試験点灯へ準備が進みます。
椿西小では児童が図案を考え、投票でデザインを決めました。

コンセントを差して明かりがつくか試してみると。

児童「ここがついてないです」
絡まった配線を確かめて、再挑戦。

児童「全部ついた、セーフ、上から見てどうなっとるかよね、きれいやったら成功」

体育館の高い場所に移動し見守ります。
いよいよ、試験点灯です。

「3、2、1…」

体育館の床で、3校の力作が輝きました。

椿西小学校のテーマは「平和・笑顔・萩市」。平和のシンボル、ハトと萩市のシンボル、はぎにゃんが浮かび上がります。

見島小学校は、島にある山口県最北端の灯台、「北灯台(きたとうだい)」に、見島で育てられている国の天然記念物、「見島牛(みしまうし)」がデザインされています。

小川小学校は、モモ、ナシ、リンゴなど7種類のフルーツ。
果物の栽培が盛んな小川地区を表現しています。
それぞれ見どころはどんなところでしょうか?

椿西小児童
「平和とか笑顔とかそういうところがどういうふうに出来ているかを見てほしいです」

見島小学校児童
「見島の安全を支えている北灯台です」

小川小学校児童
「イルミネーションを見て楽しんで欲しいし小川に来てみたいなって思って欲しいなと思います」

このあと、児童自らがイルミネーション会場の萩駅に作品を運びました。

イルミネーションは今月23日の午後5時半から、JR萩駅周辺に点灯される予定です。

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