青森県弘前市の来年度の重点事業などに関する「市」と「商工会議所」の意見交換会が初めて開かれ、商工会議所から中心市街地の活性化に向けて意見交換の機会を多く持ってほしいと要望が出されました。

12日に行われた意見交換会では、弘前市は各部ごとに来年度の施策の推進方針を弘前商工会議所の清藤崇副会頭をはじめ各分野の部会長に説明しました。

このなかで、焦点になったのは「中三弘前店」の閉店などにより賑わいを失いつつある中心市街地についてです。

商工会議所は10月、市に対して、活性化の基本計画を早期に策定することを要望しています。

市の商工部は12日、計画の策定に向けて、関係機関や団体などから意見を聞くとする方向性を示しました。

弘前市 中村 工 商工部長
「計画づくりの作業に本格的に入る前に1度そのような機会を設けることは必要」

ただ、基本計画の策定に向けて商工会議所は意見交換を重ねたいとするのに対して、市側は状況に応じてに留まり頻度を巡って温度差が見られました。

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