2024年1月から5月にかけて、静岡県島田市に住む70代の男性が電話を通じて「裁判を止めるためには費用がかかる」などと言われ、現金約7200万円をだまし取られました。

警察によりますと、1月下旬、島田市に住む70代の男性のもとに通信事業者を名乗るアカウントから「お知らせがあります」と、ショートメールが届きました。

男性が送られてきた電話番号に連絡をすると、「未払いがある」「裁判を止めるためには費用がかかる」などと言われ、その後、裁判所職員や弁護士、警察官をかたる人物からの指示で、多数回にわたり指定された口座への振り込みや宅配便で送るなどして、現金約7200万円をだまし取られたということです。

相手の人物からの連絡が途絶えたことに男性が不審に思い、警察に届けました。

警察は「電話の相手から『訴訟』といった言葉が出たら、お金を支払う前に警察などに相談してください」などと注意を呼び掛けています。

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