愛媛県西条市に住む６０代の女性が２９日、パソコンの画面に表示された連絡先に電話したところ修理代などの名目で５１万円をだまし取られました。
警察では特殊詐欺事件として捜査しています。
警察によりますと２９日昼ごろ、女性が自宅でパソコンを使用していたところ、パソコンの画面が赤くなり「サポートセンターに電話を」などと記載された画面が表示されました。
女性が記載された連絡先に電話したところ、ソフトウェア開発会社を名乗る外国語なまりの日本語を話す女性から「パソコンを修理するために３万円分の電子マネーを買うように」と指示がありました。
その後、女性は西条市内のコンビニエンスストアで電子マネーを購入し、電話や画面に表示された入力フォームで相手にプリペイド番号を伝えました。
しかし相手は、何文字か違っていたので、もう一度カードを買うように指示し、複数の理由を伝えた上でこのやり取りを計６回繰り返し、あわせて５１万円をだまし取ったということです。その後、女性が何度もやり取りが続くことを不審に思い警察に通報しました。
警察ではウイルス感染などのポップアップ画面が突然表示された場合は、詐欺を疑い警察に相談するよう呼びかけています。
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