先月再稼働したものの、機器のトラブルで停止していた女川原子力発電所2号機について、東北電力はきょう午前、再び原子炉を起動させました。
宮城県にある女川原発2号機については、先月29日、およそ13年半ぶりに原子炉が起動したものの、機器のトラブルによりわずか6日後の今月4日に原子炉を停止していました。
東北電力によりますと、ケーブルを原子炉内に送るための案内管の接続部でナットが緩んで外れるなどし、機器が停止したということです。
東北電力は、ナットの締め付け確認など再発防止策が完了したとして、きょう午前9時、再び原子炉を起動させました。今週中にも発電を始め、12月頃の営業運転再開を目指すとしています。
女川原発2号機の再稼働は、東日本大震災の被災地にある原発として初めてとなります。
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