鳥取県境港市に、ラグジュアリーな旅館が誕生です。
15日のオープンを前に落成式が行われ、このほど関係者にお披露目されました。
境港市に新たに誕生した旅館 「皆玉邸 恵」。
部屋は境港の豊かな恵みをテーマに、それぞれ異なるデザインが施されています。各部屋には内風呂と露天風呂があり、露天風呂は皆生温泉のお湯をタンクで運び、使用しています。
なかでも1番人気の部屋は、開放的な和モダンの内装が特徴です。
薄井靖代 記者
「さらにこちらの部屋には地元企業がつくったサウナまで。よりゆったりとした時間を過ごすことができます」
さらに、併設されたレストランでは試食会が行われました。
こちらで提供されるのはフレンチと鉄板を融合した料理。
出席者は境港という立地をいかした魚介類や鳥取和牛を堪能していました。
総工費は約3億円というだけあって豪華な内装。
コンセプトは「スモールラグジュアリー」ということで部屋は4棟のみです。
皆生タクシー 杉本真吾代表取締役社長
「4棟という建物が独立した建物になっているんですけど、国内外の富裕層の方やインバウンドの方にお越しいただきたい地方の観光の起爆剤になっていただきたいというふうに考えています」
オープンしたのは地元のタクシー会社。
境港を選んだ理由は?
皆生タクシー 杉本真吾代表取締役社長
「境港は山陰でも有数の国際観光都市だと思っています。空港も近くにあるので外国人の方は来やすい場所であると。来やすいけどなかなか来られてないというのは期待にそぐえる施設がなかったのではないかということで建てたいと思った」
米子空港ではソウル便が復活し、香港便も新たに就航。
さらに来年の万博も見据え、海外からの需要を見越しています。
観光地、境港の新たな起爆剤となるか注目です。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。