雪のシーズンを前に、富山県が対策会議を開きました。除雪作業員の不足を受けて、県はこれまで除雪車1台に2人で行っていた除雪作業を試験的に一部の除雪車で1人で行うこと決めました。

12日に開かれた富山県総合雪対策推進会議では、富山地方気象台から今シーズンの降雪量が「平年並か多い」見込みであることが報告されました。

会議では、県が管理する約800台の除雪車のうち12台で、これまでオペレーターと助手の2人で担ってきた除雪作業を今シーズンは試験的に1人で行うことが説明されました。

作業員の高齢化などに伴う人手不足に対応するためで、除雪車に後方確認用のモニタを設置するなどして、助手が担当していた安全確認作業を1人で行うとしています。

このほか、路面を監視するカメラを去年よりも10か所増やした376か所で監視し、道路情報の提供を強化するということです。

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