処理がしづらく、やっかい者扱いされるフグの仲間・シマフグを売り出そうと、山口県萩市内の店舗でランチメニューを提供するキャンペーンが開かれています。

「シマフグ」は皮が硬く、処理が面倒で店頭で見ることはほとんどありません。

そこでシマフグの消費拡大を図ろうと、萩市内9つの店舗で期間限定のランチメニューが提供されています。シマフグのおいしさを味わってもらおうと、それぞれの店舗で海鮮丼や刺身、から揚げ、しゃぶしゃぶなどのメニューを開発しました。

トラフグやアマダイなどを取るはえなわ漁で漁獲され、単価が低いため船上で捨てられることもあります。

すべて天然で、秋のこの時期は、トラフグにも負けない味だとアピールします。

料理人
「処理はしにくいところはあると思うんですが、甘みもありますしフグ本来の味もあるのでとてもおいしいと思います」

はえなわ漁師
「すごいやっかいもので、仕掛けを切るアマダイとか売り物の魚をつついて傷物にするで捨ててたんですよ、市場に出すことによって少しでもお金になれば私たちも助かります」

「シマフグ」の限定メニューは11月30日まで、萩市内の9つの店舗で楽しむことができます。

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