滋賀県議会議員が政務活動費をだまし取ったとして詐欺の罪に問われている問題で、県議会は議員の辞職を認めました。

 滋賀県議の大野和三郎被告(68)は2016年から6年間、人件費などを水増しした収支報告書を県議会事務局に提出して政務活動費の返還を免れ、計約584万円をだまし取った詐欺罪で10月18日に在宅起訴されています。

 大野被告は11月5日、議長宛てに一身上の都合を理由に辞職願を提出。県議会は11月11日、臨時の本会議を開催し、大野被告の辞職を認め、除名処分としました。

 また、共産党の県議からは強い調査権限を持つ「百条委員会」の設置を要望する声が上がりました。

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