令和8年度の開通を目指して工事が進められている鳥取県北栄町の山陰道の一部区間で、地中から「廃タイヤ」などの障害物が大量に見つかったことから、調査に時間がかかるとして開通時期が延期される見通しであることが分かりました。
現在、鳥取県北栄町内では山陰道（国道9号北条道路の、はわいIC～大栄東伯IC間）約13.5キロで工事が進められています。
国土交通省中国地方整備局倉吉河川国道事務所によりますと、現在工事が進められている区間の西側の地中障害物の調査を行ったところ、北条IC～大栄東伯IC間の地中から、がれきや、廃タイヤ100本以上のゴムくずなどの障害物が見つかったということです。
これらの地中障害物はかなり深い位置からも見つかっているため、さらに調査が必要な状況で、北条IC～大栄東伯ICについては、令和8年度に予定していた開通時期が遅れる見通しだということです。
この区間では、引き続き地中障害物の調査や軟弱地盤の対策なども行われるということで、開通時期は改めて発表するとしています。
東側の区間の、北条IC～はわいIC間は予定通り令和8年度中に開通する予定だということです。
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