長野県飯田市の80代の男性が孫を名乗る男から「ビットコイン」に当たり、700万円をもらうのには400万円が必要などと言われ、東京に現金400万円を宅配便で送り、だまし取られました。

警察によりますと、男性のもとには、10月下旬に孫を名乗る男から電話があり、「実はビットコインが当たった、400万円を払わないと700万円がもらえない」と連絡がありました。

その際、携帯電話が止まっていて使えず、弁護士の事務所から電話をかけていると伝えられたと言います。

さらに、弁護士を名乗る男や金融業者を名乗る男などから「税金を5年間未払いです、弁護士に400万円を支払えば700万円をお支払いします」と伝えられました。

男性は、宅配便で指定された東京都内の住所に現金400万円を送り、さらに金銭を要求されたため家族に話して被害が分かったということです。

警察では、自宅電話を留守番電話に設定することや、お金に関する不審電話があったら警察に相談することなど被害防止への対策を呼びかけています。

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