10月の衆院選で久しぶりの議席を得た立憲民主党の平岡秀夫さんは12年ぶりに登院し政治改革や選択的夫婦別姓の実現に意欲を示しました。

午前10時前。
国会議事堂の前に平岡秀夫さんが姿を見せました。

衆院選、山口2区では前の議員、岸信千世さんに僅差で敗れましたが、比例中国ブロックで復活当選しました。

12年ぶりの登院です。

平岡秀夫 衆議院議員(比例中国ブロック)
「思う存分やっていきたいと思ってます」

平岡さんは2000年から山口2区と比例中国ブロックで5回当選しました。

2011年には法務大臣を務めましたが、2012年の選挙で敗れ議席を失いました。

衆議院の議員会館に事務所を構えるのも12年ぶりです。

まだ部屋に物は少なく、少し殺風景な印象です。

平岡秀夫 衆議院議員
「だんだんだんだん、復帰の実感がわいてくるんじゃないですかね」

平岡さんは、「期待されていることはたくさんあり、しっかりと取り組んでいく」と述べました。

平岡秀夫 衆議院議員
「政治と金の問題の政治改革、まずあると思いますけれども、今回法務委員会に所属することになったので、選択的夫婦別姓制度についても、できるだけ早く実現するということで、少しずつ実績をあげていくということが大事でないかと思ってます」

山口2区で勝利した自民党の岸信千世さんは、2期目をスタートさせました。

岸信千世 衆議院議員(山口2区)
「まずは地元地域をしっかり大切にしていきたいので、地元地域に関わる政策について、取り組んでいきたいなと思っております」「10年、20年、30年と未来を見据えて取り組んでいく必要があるかと思います」

山口1区の自民党・高村正大さんは、国のため、世界の平和のために仕事をしたいと述べました。

高村正大 衆議院議員(山口1区)
「僕自身も、少数与党って初めての経験ですので、非常に大変だと思いますけども、国民生活に迷惑かけないように、予算も法律もしっかり作っていかなきゃいけないなと」

自民・公明の与党が過半数を割る中で始まった特別国会。

総理大臣指名選挙では、30年ぶりとなる決選投票のすえに、再び石破総理が選出されました。

中村周 記者
「少数与党、政局は不安定という異例の状況の中、今後、予算案などを巡り、与野党の駆け引きは激しくなると見られます」

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