アメリカ映画の祭典アカデミー賞で視覚効果賞を受賞した「ゴジラー1.0(ゴジラマイナスワン)」のロケ地を巡るツアーが29日、岡谷市で行われました。

岡谷市の旧市役所庁舎で4回に分けて行われたガイドツアー。

初回の午前10時の部には市民などおよそ20人が参加しました。

旧市役所庁舎は1936年=昭和11年に建てられたタイル張りのモダンな建物で、87年まで市役所として使われていました。

映画「ゴジラ-1.0」ではゴジラを撃退するための作戦会議や病室のシーンなど、重要なシーンでの撮影が行われました。

ガイド役の市職員:
「この窓って本当に当時のままだったので、錆びついていて開かなかったところもあったし、開けたら落ちそうだったので、というところもあったんですが、これはどうしても演出上開けたいと、開けないと意味がないということでこれ、急遽修復して開けて、ここを使ってます」

ロケに立ち会った市の職員から撮影の裏話などの説明を受けると、参加者は写真を撮るなどして、室内を興味深そうに眺めていました。

参加者:
「映画の通りだと思った。岡谷に住んでいながら、ここで撮影されたと知れて良かった」
男の子:
「(ゴジラは)まゆ毛が濃くて、ここに傷があって足がデカい。知らなかったことが見れて楽しかった」
夫婦:
「一度ここを見学会で見たことあって、ゴジラで使うといって見て『あそこあそこ』と興奮した。何度でも(映画)見ようかなと」

ガイドツアーを企画した担当者は、映画を通して岡谷市の魅力をより深く感じてもらえればと話していました。

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