アイスホッケー女子日本代表・スマイルジャパンで世界選手権に臨んだ八戸工大一高校(青森県)の黒丸春香選手。世界での経験を飛躍につなげます。

地元・八戸市のリンクで、男子に交じってプレーを1つ1つ確認する黒丸選手。高校3年生で、スマイルジャパンに初めて選ばれ、キーパーとして4月上旬にアメリカで開催された世界選手権に挑みました。

黒丸春香選手
「スマイルジャパンに初めて入ることができて、うれしい気持ちもありながら、全て自分でレベルアップしていかないと、正GKにはなれない現実を実感した」

日本は、予選で1勝しか挙げられず、前回女王のアメリカとの準々決勝は0対10の完敗。5試合戦いましたが、黒丸選手に出場の機会はありませんでした。

一方で、代表最年少の黒丸選手は、スマイルの先輩に積極的に教えを請い、自分の課題を探りました。

世界との体格の差が、世代別の代表よりも大きく感じたといい、帰国後はこれまでよりも一層、持久力やウエイトを鍛えるメニューを取り入れ、世界と戦えるフィジカルへの進化を求めています。

黒丸春香選手
「オリンピック出場が最低目標。あせりをパワーに変えて五輪で、正ゴーリーを任せられる用な立派な選手になりたい」

世界を経験した17歳は、1日1日練習を積み重ね、2年後の夢舞台を目指します。

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