プロバスケットボールB2・青森ワッツ。運営会社の北谷社長は、日本復帰を明らかにした元NBA渡邊雄太選手へのオファーに言及。そこには、新生ワッツが目指す未来像がありました。

青森スポーツクリエイション・北谷稔行社長
「誰もがワッツに来てほしいと思っているし、うちらもオファーしないわけはない」

北谷社長がオファーについて言及したのは、NBAで6シーズン活躍した渡邊雄太選手です。B2で解散危機にあったクラブの絵空事ではなく、そこには来シーズンからGMとしてチーム運営に専念する北谷社長の信念がありました。

青森スポーツクリエイション・北谷稔行社長
「2年連続プレーオフ出場は無駄にしたくない。目指すはB1で戦うこと。渡邊雄太選手だけではなく、勝利とかの前にビジョンを伝えて納得してもらう」

プロ選手として『金銭』を評価の前提とした上で、青森ワッツの歴史はクラブの魅力と展望に共感した選手が集まって築かれてきたと強調しました。

クラブ解散の危機から2か月…。「奇跡が起きた」と語るメルコグループの新オーナー就任とB2残留。強化費が、どれだけ使えるかなど、まだ不確定な部分も多くありますが、上を目指すためにフロントとして、できる限りの策を講じていきます。

青森スポーツクリエイション・北谷稔行社長
「既存の選手を残留するために、色々思いを伝えて残ってもらうよう動いている。ワッツで上を目指そうとは伝えている」

苦楽を知る北谷社長を先頭に、新生・青森ワッツが動き出しています。

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