藩政時代の庭園芸術を今に伝える青森県八戸市の「八戸南部氏庭園」で、一般公開が始まっていて、色づき始めた紅葉などが秋の深まりを感じさせています。

八戸南部氏庭園では、秋の紅葉時期にあわせ、24日から一般公開が始まりました。

約5500平方メートルの枯山水の庭園には、25mを超えるモミの木を始め、38種類・230本以上の木々が植えられています。

南部氏庭園は、江戸時代に薩摩藩の島津家から第9代藩主として信順公が迎えられたことを機に1857年に造られました。

園内は、さわやかな秋晴れの下でツツジなどが色づき始めていて、訪れた人たちが散策するなどして季節の深まりを感じていました。

訪れた人は
「初めてきましたが、庭木の手入れなどすごくきれいですね、景色はすばらしいものですね」

「こんなところがあったんだと感心しています、あと何年後に来れるかわからないし、それまで元気にしていないと」

南部氏庭園の一般公開は10月31日まで行われ、入場は無料です。

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