19日土曜日にUTYでSDGsを楽しく学ぶエコフェスが開催されます。

このイベントに参加する山梨県立農林高校は、オリジナルのワイン作りで山梨のワイン業界に新しい風を吹き込もうとしています。

甲斐市の県立農林高校は4年前に酒造免許を取得してから生徒がワイン作りを行っています。

商品名は「ディセタン」

フランス語で年齢17歳を意味します。

食品科学科の2年生29人がワインの仕込みやマーケティング、それに販売も手がけ、6次産業化を総合的に学んでいます。

農林高校 産業実務家教員 山口美樹さん:
「さらに興味を持って将来の進路選択の一部にしてほしい」

フランス出身の醸造家を招くなどワイン作りは本格的です。

お酒が飲めない高校生、ワインの出来の見極めは…

生徒はアルコール度数や酸度などのデータを分析して、ワインの仕上がりを確認しています。

生徒は:
「分析は良い結果になったので、多分良いワインが造れる」

今年は校内の畑で収穫したブドウを使った醸造も開始しました。

この畑では、砂と小石が多い釜無川沿いの土地に合うヨーロッパ系の品種を育てています。

生徒は:
「(ブドウに)病気が出た時は最初はどうすれば良いのかわからない状態から始めたので、学ぶことが多かった。新しいことを学べる楽しさとかワクワクがすごい。学校で生活しているのも楽しくて良い経験です」

高校生が作るワインが山梨の地場産業に新たな風を吹き込むかもしれません。

エコフェスは10月19日に甲府市湯田のUTY本社で開かれ、農林高校の去年の2年生が造ったワイン=ディセタンが販売されます。

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