ドローンやAI=人工知能を活用したスマート農業に触れることで、子どもたちに農業に興味を持ってもらおうという体験学習会が、岩手県滝沢市で行われました。

体験学習会は、滝沢市のツガワ未来館アピオで午前と午後の2部制で行われ、午前の部には盛岡市の下橋中学校の1年生62人が参加しました。

子どもたちに農業に興味を持ってもらおうと、2022年から岩手県盛岡広域振興局が開いている体験学習会には2024年、スマート農業に使われる農薬散布用のドローンや自動運転の大型機械が用意されました。


このうちAI=人工知能が搭載された農業機械は、事前にプログラミングすることで指定した日の指定した時間に自動で農作業を行うほか、離れた場所からでもタブレットで作業の進捗などを確認できます。

(生徒は)
「おじいちゃんおばあちゃんがやってて、やってたから興味はあったんですけど、こういうAIがやる機械もあるんだなと思ってすごい面白かったです」「遊ぶ感覚で農業ができるっていう、一石二鳥なもので良いなと思いました」

体験学習会に参加した生徒たちは、農業の現場で活用される最新の技術に驚いていました。

県は今後も小中学生を対象とした体験学習会を開くことで、子どもたちの農業への関心を高めたい考えです。

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