鳥取県米子市の米子北高校、といえば数々の日本代表選手を輩出してきた全国屈指のサッカーの強豪校ですが、実は「足」ではなく「手」を使ったサッカーでも注目を集めているんです。
全国の普通高校では初めて、「ドローンサッカー部」が創設され、さっそく部員が活躍しています。

ブーンブーンと宙を舞う丸い物体。

ゲームのコントローラーのようなもので操作されています。
これは一体…?

ドローンサッカー部 井田敏雅 部長
「ドローンサッカーの練習をしていました。ドローンサッカー部です」

宙を舞っていたのはドローンです。

ここは、米子市の米子北高校にある「ドローンサッカー部」の練習場で、毎週月曜日の放課後、トレーニングが行われています。

米子北高校、と言えばインターハイ準優勝など全国クラスの大会で上位の成績をおさめ、昌子源選手や佐野海舟選手・航大選手などの日本代表を輩出してきたサッカーの強豪校。

サッカー部員らが日々鍛えるのは「足技」ですが、ドローンサッカー部員が鍛えるのは「手の指技」です。

ドローンサッカーでは、丸いプラスチックフレームに覆われたドローン自体がボール。これをプレイヤーらがコントローラーで操り、フィールドの両サイドに設置されたリング状のゴールにドローンを通過させると得点を獲得できます。

1セットは3分間で、2セットを先取した方が勝者となります。

記者がドローンサッカーを初体験しました。

小村ののか 記者
「こうですか?おー!」

小村記者、最初は慣れない操作に悪戦苦戦していましたが…始めてわずか数分で見事ゴールすることができました。

小村ののか 記者「慣れたらできます。思ったよりも簡単でした。誰でもできると思います」

日本ドローンサッカー連盟によりますと、全国の普通高校でドローンサッカー部が新設されたのは米子北高校が初めて。

創部には、こんな背景がありました。

米子北高校 ドローンサッカー部顧問 足立浩一 教諭
「運動部は非常に盛んな学校ではありますが、文化部の元気がないということで、新しい文化部を作って、文化部でも生徒の活躍の場を増やしていこうという思惑で増やしています」

米子北高校では昨年度、多くの生徒に部活動に励んでもらおうと6つの文化部を新設。

ドローンサッカー部もその一つで、現在7名の部員が所属していますが、実は彼ら…

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