JR鹿児島中央駅東口の一番街商店街にディスカウントストアの「ドン・キホーテ」が、23日にオープンしました。商店街の活性化に期待の声があがっています。

(レポーター)「このあと午前9時のオープンを前に、店舗を囲うように列ができています。みなさんの期待の高さが伺えます」

「一番街を盛り上げるためにオープンしますので、ぜひ楽しんで下さい。3、2、1、ゼロ!グランドオープンです、いらっしゃいませ」

鹿児島中央駅東口近くの「アエールプラザ」の1階に、23日オープンしたのは「ドン・キホーテ鹿児島中央一番街店」です。去年2月にスーパーが閉店し、1年以上空き店舗となっていました。

(買い物客)「こういうのができてうれしい。近いからね」

(買い物客)「(空き店舗で)さびしいというのはあった。わざわざ遠くに行かなくても買えるようなものがあれば買いに寄りたい」

(買い物客)「最近一番街は静かというか活気がなかったので、ちょっとでも街の活性化になればなと思って。良かったと思う」

県内6つ目となる店は、売り場面積がおよそ670平方メートルで、他の店舗と比べてコンパクトですが、食品や日用品、電化製品など鹿児島限定の商品を含むおよそ4万点が販売されています。

駅に近く周りに学校も多いため、若い世代を呼び込もうと、化粧品やスキンケア用品を多く取りそろえています。

(ドン・キホーテ鹿児島中央一番街店 河野輝次店長)「Z世代を含めた若い世代を呼び込むというのはわれわれの使命だなと。通勤・通学で使ってもらえるような、日常的に立ち寄っていけるようなお店にしたい」

一番街には、2021年に再開発ビルに「Li-Ka1920」がオープンし、通りでは現在およそ80店舗が営業しています。商店街では若者向けの商品が並ぶドン・キホーテのオープンをきっかけに、新たな客層の獲得につながればと期待しています。

(一番街商店街振興組合 長岡洋一理事長)「長い間さびしい印象があった。ドン・キホーテは若い人にも人気があるので、新たににぎわいを取り戻していけるのではないか」

「ドン・キホーテ鹿児島中央一番街店」は年中無休で、午前9時から午前0時までの営業です。

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